貴重な雌雄異株の自生原種の山葡萄。
山ブドウは日本に古来より冷涼地に自生する野生のぶどうです。
晩秋にはクマが山ブドウを食べて冬眠に入るといわれ、古来より滋養あふれる果実として知られてきました。食べ易く改良された栽培種に比べると酸味があるのが特長です。
山ブドウは、一般のブドウの果実と比べてポリフェノールを約８倍、鉄分を約3～5倍、他にもビタミンCやビタミンEなど様々な栄養を多く含み、滋養強壮、貧血や疲労回復などに良いといわれ古くから愛されてきました。

本山ブドウは、生産者が山に自生する原種を移植栽培したものです。近年では雌雄同株の「自家受粉」する山葡萄の苗も販売されていますが、それとは一線を画します。
一般にに出回っている栽培品種のブドウと比べると果粒が小さく、甘味よりも酸味と渋味がとてもが強いため生食には向きません。ジャムやジュースなど加工向けです。

ヤマブドウの果実酒作りは、自家用であっても酒造法違反となります。果実酒作りが目的の方への販売はできません。

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