生薬にも利用されるマツブサ。ジャムで身近な食材に。
松房(マツブサ)は、日本の自然豊かな山林などに自生している雌雄異株のつる性の樹木で、古くから漢方薬の原料としても活用されてきました。
名前の通り、ブドウに似た実を房状に付ける植物でほのかに松脂の香りがするのが特長です。乾燥した葉や枝は松藤(ショウトウ)と呼ばれ生薬として使われています。
本マツブサは、生産者が山に自生する原種を移植栽培したものです。
マツブサの熟した果実には豊富なアントシアニンが含まれており眼精疲労に効果的です。また高い抗酸化力もあるため、活性酸素の生成を抑制する働きがあると言われています。
また、ベータピネン・ボルネオール・セスキテルペン・カジーネンなどの健康成分が含まれており滋養強壮の薬としても重宝されています。

生食もできる実ですがあまり馴染みがないため、日常で手軽に楽しんでいただけるようジャムに加工しました。松脂の香りの爽やかな風味をお楽しみください。

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