信州東信地域産【高麗人参】2年根【苗】Sold Out
生育保証はできません。
※事務局にて2年続けて育成にチャレンジしていますが、
1年目の発芽はほぼするものの、夏前に枯れる及びナメクジによる食害などにより失敗しています。
生育には困難が予想されますが、上記をご理解頂ける方のみご購入ください。
国内最標高の生産地で育まれた高麗人参を
ご自宅で育ててみませんか?
高麗人参は苗床で2年育てた後、すべてを掘り起こし発育の良い2~3割を選んで移植し、その後3(5年根)・4年(6年根)育てます。
つまり2年根の7~8割はおろのかれて(間引かれて)しまうわけです。
○「間引き人参」の掘り出しの際に良い苗を確保します。
写真には茎が付いていますが、お届けする苗は茎を取り除いてお届けします。毎年晩秋には取れるものなので、定植には影響はありません。
以後3~4年間大事に育てて、自身オリジナルの高麗人参酒にチャレンジしてみませんか?
○高麗人参の栽培方法は一子相伝の各農家さんに伝わる最重要秘密事項。栽培方法は独学でお願いします。
【ご参考までに】
事務局にて鉢栽培にチャレンジしてみました(上記写真参照)。昨年秋にプランターに複数植え冬を越し、春に元気な苗をインテリア用にお洒落な鉢に単品で植え替えをした直後ものが上の写真です。その後1ヶ月程度で葉が枯れ、根も枯れてしまいました。
水は少なめの半日陰での栽培が適していると思いますが、今回の教訓は「落葉時以外の植え替えは厳禁」ではないかと仮定しています。本年も栽培にチャレンジしますので、他に判明した事がありましたらご購入様と情報を共有させていただきます。
【農家さんの圃場の土】
高麗人参栽培には、「土づくり」が重要なことが判明しました。詳細はお伝えできませんが、通常の土に含まれる特定の成分と菌が発育を妨げているようです。
その「培養土」を分けて頂き販売を開始しました。確実に栽培できる保証はできませんが、通常の土より可能性は高まります。
10本の見本です。
〉 おろのき(間引き)【高麗人参】 2年根(生)販売ページへ
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ご注文時の金額に送料は含まれておりません。当方でご注文を確認した時点で、梱包サイズ・距離に応じた送料をメールにてお知らせいたします。 〉送料について をクリックしてご確認ください。
※店頭及び業務用の販売もしているため、本ECサイト上で在庫があっても、実際には販売数終了の場合がまれにございます。
ご注文をいただき、送料をお知らせするメールにて在庫状況をご連絡いたします。売り切れの際は別商品への変更(差額が生じた場合は送料で調整)又はキャンセルでのご対応をお願いします。
商品名 | 信州東信地域産【高麗人参】2年根【苗】 |
内容量 | 5本・10本 |
商品内容 | 「間引き人参」の掘り出しの際に良い苗を確保します。 以後3~4年間大事に育てて、自身オリジナルの高麗人参酒にチャレンジしてみませんか? |
生産地 | 信州東信地域 |
発送時期 | 10月中旬~10月下旬 |
梱包サイズ | 宅急便コンパクト |
高麗人参の歴史は紀元1~2世紀頃の中国最古の薬物書「神農本草経」に収載されており、以来2000年、貴重薬として世界的に使われてきました。中国では、高麗人参の薬効を「人参七効説」とし、医療にも利用しています。
七効説(参考:効果を保証するものではありません。)
○補気救脱(元気を補い虚脱を救う)/疲労回復・体力増強・老化防止
○益血復脈(血液を造り脈絶を復す)/貧血・低血圧・心臓衰弱の改善
○養心安神(心を養い精神を安んず)/ノイローゼ・自律神経失調症の改善
○生津止渇(津液を生じ渇を止む)/肌の渇きを潤し、糖尿病を改善
○補肺定喘(肺の力を補い喘息を止める)/肺結核や喘息の改善
○健脾止瀉(胃腸を健やかにし下痢を止める)/胃腸炎・下痢・便秘・食欲不振の改善
○ 托毒合瘡(毒を排除し瘡を癒す)/皮膚病・化膿性腫瘍・肌荒れの改善
高麗人参の主な産地は、ここ信州佐久(長野県東信地方)、および会津(福島県会津若松附近)、出雲(島根県大根島)の3カ所
程度で栽培されている貴重な農産品。
かつて高麗人参はもっとも有名な薬用作物で、重要な生薬原料のひとつでした。1960年頃までは100%国産品が使用されていましたが、その後韓国・中国からの輸入品が増え、令和3年時点の国内で使用される量の内、国産は0.1%以下といわれています。また、「高麗人参は、昔は健康食品の中でもっとも人気が高かったが、最近は、ビタミン剤や乳酸菌など、より手軽に飲むことができる健康食品が増えたため、高麗人参の需要量が減少している。」との見方もあります。そんな状況の中で現在の国内生産量は1970年代と比較しても1/10にまで減少しています。
当然ながら、高麗人参の生産量と比例し生産者の収入も減少し、高齢化が進んでいます。ただでさえ後継者不足により廃業を選択する農家さんが多い中、2011年3月11日起こった東日本大震災により、会津地方産の高麗人参は風評被害により多大な影響を受けてしまいました。400年続いた良質な国産高麗人参栽培にもカウントダウンが聞こえ初めています。
SDGsが叫ばれる現在、ぜひこの大切な文化もお守りいただければ幸いです。