花・植物

冷涼な気候によって株が締まるので、発色の良い花や植物が育ち、品質面で高い評価を得ています。

信州里山の山野草苗【マムシグサ(テンナンショウ属)】Sold Out

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予約受付け期間/3月1日 正午~
発送時期/4月中旬~6月中旬
(開花期~)
(期間内であっても、予定数に達した段階で販売終了)

山地の原野の湿った林床にひっそり生育する多年草植物。
マムシグサはアジア、アフリカ、北米など世界に150類以上分布するテンナンショウ(天南星)の仲間ですが、その仲間は葉の形態や大きさなどに地域差、個体差が大きく、それらを変種として扱えば日本だけで30~40種類が分布しており、分類が難しい群として知られています。
例えば、緑色の仏炎苞をつけるマムシグサのことを「アオマムシグサ」と呼ぶこともあれば、「カントウマムシグサ」と呼ぶこともあります。一説ではカントウマムシグサは関東以東の分布とされているので、関東以西にあるものはアオマムシグサと呼ぶのかもしれません。

同じテンナンショウ属のウラシマソウ、ユキモチソウは花序の付属体に特徴があり、ムサシアブミなどは仏炎苞の形状などが変わっているため、観賞用として栽培されることもあります。
「マムシグサ」という名の由来には二つの説があり、一つは、花の様子が「鎌首をもたげて舌を出したマムシ」を連想させるから。もう一つは、偽茎部とそれを包む皮(鞘状葉)、時に葉柄にもある茶まだらの模様が、蝮[まむし]のそれを想起させるから。

1m近くにまで茎がまっすぐに伸び、存在感たっぷりの佇まいで、人によってはおどろおどろしく見え、敬遠されがちな植物かもしれませんが、花言葉は「壮大」や「美しさ」。華道の花材としても使われています。

中国ではテンナンショウ属の芋(球根)は薬用にします。生薬名は「天南星」。刻んで乾燥、時には更に焙煎したものを煎じて飲みます。去痰、或いは鎮痛作用があると言われています。生の芋はすり下ろして肌に塗り、腫れもの・肩こり・胸痛の薬としますが、かぶれることがあります。
アイヌでも、生芋を舌に触れぬよう呑んで虫下しにしたり、すり下ろして塗って皮膚病・虫刺され・打ち身などの腫れものの薬にしたり、干した実を腹痛や心臓病の薬としたそうです。
秋にトウモロコシに似た形状の赤い果実を付けますが、毒性成分のシュウ酸カルシウムが含まれ、口唇、口内のしびれ、腫れなどのほか、腎臓にシュウ酸カルシウムが沈着して腎機能を害するとされ、最悪の場合、心臓麻痺を引き起こし死に至るような大変危険な有毒植物です。
このシュウ酸カルシウムは全草に含まれているので、素手触った場合肌荒れを起こし、人によっては皮膚炎の症状が強く出ることもあります。
植え替えの際は手袋などで手を保護し行ってください。

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ご注文時の金額に送料は含まれておりません。当方でご注文を確認した時点で、梱包サイズ・距離に応じた送料をメールにてお知らせいたします。 〉送料について をクリックしてご確認ください。
※花苗は生き物ですので、個体差や時期により商品画像と姿・形が異なります。サイズ及び写真画像は、平均的なものを記載しておりますので、ご了承ください。
※ご贈答用の豪華なラッピングは承っておりません。簡易包装でのお届けのみとなります。

※店頭及び業務用の販売もしているため、本ECサイト上で在庫があっても、実際には販売数終了の場合がまれにございます。
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山野草苗【マムシグサ】

在庫状態 : 予約期間外

販売価格  ¥2,000(税込)送料別

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山野草苗【マムシグサ】(斑入り)

在庫状態 : 予約期間外

販売価格  ¥2,800(税込)送料別

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商品名 信州里山の山野草苗【マムシグサ(テンナンショウ属)】
内容量 地上部30cmサイズ程のマムシグサを掘り出して届けします。4号ポット
商品説明 山地の原野の湿った林床に生育する多年草植物。栽培する場合には半日陰で湿気の多い場所に置いてください。
生産地 佐久市周辺の里山
発送時期 4月上旬~6月中旬
梱包サイズ 宅急便80サイズ

雌雄偽異株のテンナンショウは前年までに蓄えた栄養状態によって葉のみ、雄花、雌花と変化します。
若い苗は雄株のみといわれており、栄養状態が良いと雌株に性転換します。
雄株には雄花、雌株には雌花がつき、虫によって受粉が成功すると秋に果実がなります。

全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶、サポニン、コニインが含まれており、特に球根の毒性が強く、その汁に触れると炎症を起こす場合があります。誤って食すと口中からのどまでに激痛がはしり、唾を飲み下すことすらできないほどとなります。また、激しい下痢や嘔吐、心臓麻痺といった症状が現れ、最悪の場合死に至ります。
取扱には十分ご注意ください。