御代田町の町花【ヤマユリ】。地元の有志が育てています。
ヤマユリは本州の平地から山地に自生し、日陰がちの斜面や、明るい林、草原に見られる球根植物です。
御代田町では昭和62年9月25日に「町花」に制定されました。
草丈は1～1.5ｍ。花は数個から多いときは10個以上も付き、強い芳香があります。花は漏斗型で、横向きに咲きます。7月前後に咲き、花の直径は20㎝程度にもなり、日本の野生の草本ではおそらく最大といわれます。花被片は白色で赤褐色の斑点があり、中央の脈に沿って黄色の線があります。
栽培が難しい植物ですが、地元の有志「やまゆりの会」により栽培され、町内をヤマユリでいっぱいにすべく30余年に渡り普及への取り組みがされています。

栽培環境
ヤマユリは、里山で自生する山野草です。同等の生育環境を作る事が栽培を成功させる秘訣です。
○午前中は良く日が当たり、午後は日陰になる場所（半日陰）で、風通しが良く夏は涼しい場所（冬は北風にさらされない）に植えてください。
○鉢植えの場合は、雨の泥はねのない花台などの上に置いてください。（水抜けを良くし、アリやダニの侵入を防ぎます。）

浅間山に抱かれた高原の町、御代田町。

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