原木しいたけとは。
原木栽培は、伐採した木に菌を植え付けて栽培する方法で、天然ものに近い品質のきのこが作れます。原木は榾木（ほだ木）と呼ばれ、しいたけの原木には「こなら」や「くぬぎ」が使用されます。
種駒が植え付けられた後、樹林内に「伏せ込み」されたしいたけの本格な発生は2夏経過してからです。しいたけは気温10～20℃になると発生し始めます。3～4年目が最盛期といわれています。

1年以上の時間をかけて木の栄養分だけで育つ原木きのこと、栄養価の高い添加物を利用して数カ月で育つ菌床きのこでは当然味や品質が異なります。
原木きのこは天然条件と変わらない方法で栽培されるため、食味は天然と同等といえ、味・香り・歯ごたえが強く、繊維が多くタンパク質は少ないなどの傾向があります。

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