生鮮食品

冷涼地で強く育った生鮮食品は、味にメリハリが増し、身も締まり生命力にあふれています。

秋の味覚の代表格【渋柿(しぶがき)】〈干し柿・果実酒用〉Sold Out

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秋の味覚の代表格「柿」。栄養価満点。
「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざもあるほど栄養価の高い果物の柿。中国が原産とされ日本では平安時代には栽培が始まっていたと考えられています。原種の柿は現在の様に「甘柿」は無く、全て「渋柿」であり、後の品種改良によって渋みの少ない「甘柿」が誕生しました。
しかし、私たちの地域では「甘柿を植えても渋柿になってしまう」と昔から伝えられてきました。柿は熟していく過程で渋が抜けて甘くなるようで、7・8月の平均気温が25度以上あることが必要といわれています。近年は地球温暖化の影響か夏が暑い年は甘柿が採れます。

柿の渋みは「タンニン」という成分で、甘柿にも渋柿にも含まれています。タンニンは水溶性で口に入れた時唾液などにこのタンニンが溶け出すので渋く感じまが、甘柿は成長過程でタンニンが不溶性に変化して口の中で溶けなくなるので、渋みを感じなくなるのだそうです。
甘柿には稀にゴマと言われる黒い斑点が実の中に見られますが、これがタンニンが不溶性に変わり固まったものだと考えられています。

◯品種混合で発送いたします。中には不完全甘柿(渋みが残っているもの)も混在する場合がございます。

表面の白い粉は“ 柿霜(しそう)”と呼ばれる柿本来の糖分です。乾燥の過程で果実内部からしみ出したブドウ糖が結晶化したものです。(こんなキレイな仕上がりは望めませんが…)

ご自宅で「干し柿作り」はいかがですか?
中山間地域では収穫物を保存して食いつなぐという習慣が昔からありました。他の収穫物同様、秋になると渋柿を収穫し、夜な夜な皮をむいて干すということが一年のサイクルの中に組み込まれてきました。(近年は趣味の領域になっていますが…)

干し柿は皮をむいた柿を天日干ししたもの。基本的には渋柿が用いられ(甘柿を干し柿にしても、糖度が低く美味しい干し柿にはならないようです)、干すことによりタンニンが変化して渋さがなくなり甘くなり美味しく食べられるようになります。和菓子界では「甘さは干し柿をもって最上とする」という考えがあり、ほどよい甘さの基準にもなっています。

干し柿作りで大切なのは「気温」と「乾燥」。気温が高い時期に作ると乾燥する前に熟したり、カビが生えたり、発酵してします。最適な環境の目安は気温が10℃以下になり、空気も乾燥し天気のよい日が一週間ほど続く頃が目安です。都市部ではナカナカ難しい条件ですね。
干し柿作りの行程は下記をご参照ください。

ご購入の前にご了承ください
収穫時期により、サイズや甘さにばらつきがあります。商品は発送前に十分チェックしてから発送しておりますが、農産品の性質上、運搬時に傷む場合がまれにございますのでご理解ください。スーパーなどで販売されている管理栽培品とは異なります。「生産者直送」の行程をご理解いただきますようお願い致します。
ご注文時の金額に送料は含まれておりません。当方でご注文を確認した時点で、梱包サイズ・距離に応じた送料をメールにてお知らせいたします。 〉送料について をクリックしてご確認ください。

※店頭及び業務用の販売もしているため、本ECサイト上で在庫があっても、実際には販売数終了の場合がまれにございます。
ご注文をいただき、送料をお知らせするメールにて在庫状況をご連絡いたします。売り切れの際は別商品への変更(差額が生じた場合は送料で調整)又はキャンセルでのご対応をお願いします。

渋柿 約600g(8個前後)〈干し柿・果実酒用〉

在庫状態 : 予約期間外

販売価格  ¥800(税込)送料別

SOLD OUT

渋柿 約1,200g(16個前後)〈干し柿・果実酒用〉

在庫状態 : 予約期間外

販売価格  ¥1,500(税込)送料別

SOLD OUT

商品名 秋の味覚の代表格【渋柿(しぶがき)】〈干し柿・果実酒用〉
内容量 約600g(8個前後)・約1,200g(16個前後)
特長 「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざもあるほど栄養価の高い果物。残念ながら標高の高い私たちの地域では甘柿はほぼ採れません。「干し柿」「柿酒」「柿酢」の原料に。
生産地 佐久市
発送時期 10月中旬~11月上旬
梱包サイズ 2kgまで/宅急便60サイズ

カビの防止が最大のカギ。これに気を付ければ失敗なく作れます。
○干す前に熱湯消毒(5秒程)を施しカビ防止。焼酎や高濃度のアルコール(食品用)を吹きかけても可。
○日当たりと風通しのよいところに干してカビを防止。風のよく通る場所や南向きの日照時間の多い場所が最適です。
○吊るすとき柿同士が接触しないよう十分間隔を開けてください。特に干し始めの数日で表面を乾燥させることが肝なので、週間天気予報をチェックし晴天で乾燥する日が続く週を選んでください。(この一週間が最も大切です。)
○室内で除湿機や扇風機を使って急速に乾燥させるより、屋外で干してゆっくり乾かすことで完全に渋抜きができます。
○また、雨や夜露は大敵なので夜は室内に取り込み、室温が低い場所に干してください。
雨の日は必ず室内に取り込んでください。屋外に干しておく場合でも軒下や雨が当たらない場所があれば移動し、日が昇ったらまた外に干してください。
○5日ほどで乾燥し外皮が固くなリます。
指で押してみて固いと感じたらやさしく揉みましょう。3〜4日ごとに同様の作業を行ってください。
○気候によりますが、2〜3週間で完成します。中は半生でトロッとした仕上がりです。(水分含有率量50~55%程度が目安)
○中までしっかり乾燥した干し柿がお好みの場合は、1ヶ月ほど干してください。