冷涼な気候だけが育む高原豆「花豆」。
花豆とは、インゲン属の中の「べにばないんげん」のことを言います。「いんげんまめ」とは別種です。栽培方法が似ている大福豆や虎豆とともに「高級菜豆」と総称されています。
花豆は、冷涼地帯で良く着果することから標高900～1,200ｍ付近で主に生育し、標高が高くより冷涼な気候であるほど実が大きくなる特徴があります。逆に標高が800m以下では実が付きにくくなるようです。国内では北海道や東北地方のほか、長野県、群馬県、山梨県（清里高原）など高地で栽培されています。特に信州の高原で栽培された花豆は他県産のものよりもひとまわりほど粒が大きくなり一部の花豆は「高原豆」とも言われ、最上級品とされています。

本生産者さんは、下記の4種類に分別しています。
①A級品／築地の市場などに出荷しています。
②A級(小粒)／飲食店などでご利用いただいています。
③わけあり品／シワや変形があり、市場には出荷できません。
④加工用／あんこなど加工用にご利用ください。

花豆は豆類の中でも最も大きい部類に入ります。いんげん豆の仲間なので、味や食感は金時豆やうずら豆など他のいんげん豆と似ています。茹でたてはホクホクと甘く、栗のような食味に感じ、冷めてもなめらかな食感が残ります。 大粒でデンプン質が多いので、味が染みやすいのも特徴。 出来上がってすぐより、少し時間をおいて味を沁み込ませた後が美味。主に甘露煮や甘納豆に利用されていますが、食べ応えがあるのでカレーやシチューに入れるのもおすすめの食べ方です。

2袋まで宅急便コンパクト、6袋まで60サイズにて発送可能。

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